◆ 蜜ろう ◆ (ビーワックス)
<Beeswax>
*抽出部位:蜜蜂の巣
生後2週間から1ヶ月の蜜蜂から分泌されたろうは、巣作りに使われます。これを取り出し精製したものが蜜ろうで、黄色いものはプロポリスや花粉を含有しています。独自の甘い香りも魅力です。ハンドクリームや練香を作るときは、未精製のものを使用します。環境の汚染物質が残留しますので、産地を確かめて選びましょう。精製した製品は白色をしており、色つきのアロマキャンドルを作るときにおすすめです。
◆ ココアバター ◆
<Cocoa butter>
*学名:Theobroma cacao
*抽出部位:種子
カカオはギリシア語の「神様の食べ物」を語源とし、古くから大切にされてきた植物です。ココアバターはカカオ豆の種子を煎ったあとに圧搾で作られます。
◆ キャロットオイル ◆
<Carrot oil>
*学名:Daucus carota
*抽出部位:根
*製造方法:浸出法
おなじみのニンジンの浸出油です。濃いオレンジ色はβカロチンの色で、ビタミンEも含んでいます。傷んだ肌や粘膜を修復するオイルとして有名です。若返りのためのスキンケアやネックケアにおすすめのオイルです。
◆ セントジョーンズワートオイル ◆
<St.Jhon's wort oil>
*学名:Hypericum perforatum
*抽出部位:花の咲いた先端部
*製造方法:浸出法
セントジョーンズワートは和名で西洋オトギリ草とも呼ばれます。花の咲いた先端部を軽いタイプのオイルに漬け込んだ抽出油で、夕焼けのような美しい色が特徴です。神経痛や筋肉痛、関節痛やリウマチの痛みなど、あらゆる痛みにおすすめのオイルです。
◆ カレンデュラオイル ◆
<Calendula oil>
*学名:Calendula officinalis
*抽出部位:花
*製造方法:浸出法
マリーゴールドの花をベースオイルに漬け込んだ浸出液です。市販品もありますが、乾燥花を軽いタイプのオイルに2週間ほど漬け込んで、ご家庭で簡単に作ることができます。きれいなオレンジ色はβカロチンの色です。
◆ アボカドオイル ◆
<Avocado oil>
*学名:Persea americana
*抽出部位:果実
柔らかな果肉部分を絞って作られるこのオイルは、メキシコやアリゾナで古くから使われてきました。βカロチンやビタミンEを含み、未精製のオイルは葉緑素クロロフィルを含むため、きれいなグリーンをしています。
◆ ローズヒップオイル ◆
<Rosehip oil>
*学名:Rosa rebiginosa
*抽出部位:種子
バラが咲いたあとの、がく部分がふくらんで実になります。その中の種子を圧搾して作られる、まさにバラのおしりのオイルです。日焼けで傷んだ肌や乾燥肌、小じわの気になる成熟肌にブレンドして使うと効果的です。
◆ カメリアオイル ◆(椿油)
<Camellia oil>
*学名:Camellia japonica
*抽出部位:種子
日本では髪の手入れに長く愛用されてきた椿の油です。伊豆諸島や九州で栽培されています。オレイン酸のほか、皮脂に含まれるパルミチン酸を含有しており、浸透性の高いオイルです。とくに乾燥肌、成熟肌のケアに向いています。
◆ イブニングプリマローザオイル ◆(月見草油)
<Evening primrose oil>
*学名:Oenothera biennis
*抽出部位:種子
このオイルは素晴らしい力を持っています。
必須脂肪酸(身体に必要でありながら体内で生成できない脂肪酸)であるリノール酸が代謝される過程で作られるγリノレン酸を多く含みます。免疫に関係するこの成分が母乳に含まれているため、乳児は風邪をひきにくいといわれます。アレルギーのある人のスキンケアをはじめ、PMSや乳腺症、花粉症などのアレルギーに悩む方はサプリメントの内服もおすすめです。
◆ ウィートジャムオイル ◆(小麦胚芽油)
<wheatgerm oil>
*学名:Triticum vulgare
*抽出部位:種子の胚芽部分
イネ科である小麦の胚芽部分を圧搾法で搾ります。ビタミンEを多く含んでいて濃いオレンジ色をしています。少し特有の香りがあるので、ブレンドの際には5〜10%ほど加えると良いでしょう。マッサージオイル全体の酸化防止に役立ち、肌に対しても老化防止の働きをします。このオイルに含まれるトコフェロールはホルモン系のトラブル(不妊症、PMSや月経不順、更年期)に内服でも使われます。また、血行を促進するので冷え性の人のマッサージや内服もあすすめです。
◆ マカデミアナッツオイル ◆
<Macadamia nut oil>
*学名:Macadamia integrifolia
*抽出部位:果実
皮脂に含まれるパルミトオレイン酸を多く含んだオイルです。
加齢により皮脂中のスクワランとともにパルミトオレイン酸の分泌は減少しますので、酸性皮膜が作りにくくなる世代の方々、成熟肌のフェイシャルケアにおすすめします。
◆ スイートアーモンドオイル ◆
<Sweet almond oil>
*学名:Prunus dulcis
*抽出部位:種子の核
アーモンドにはピンクの花のスイートと、白い花をつけるビターがあります。美容用にはスイートを使います。(ビターアーモンドには毒性があります)
淡い黄色でほのかな香りがあり、オレイン酸を多く含んでいます。
◆ オリーブ スクワラン ◆
<Olive Squalane>
*学名:Olea europaea
*抽出部位:果実(オリーブ油から分離抽出)
冷搾法(温度を上げず室温で油を絞る)の一番絞りのオリーブオイルは色も香りも濃く、料理には向きますが、マッサージでは精油の香りが消されてしまうため精製品を使います。
皮脂に含まれるスクワランは鮫の肝臓から抽出されたものを多く見かけますが、オリーブ油にも0.2%含まれます。
◆ セサミオイル ◆
<Sesame oil>
*学名:Sesamum indicum
*抽出部位:種子
西アジアや地中海地方で古くから美容用に使われてきた胡麻のオイルです。
中華料理で使う褐色のオイルは一度熱してから絞るため、あの香ばしい香りが生まれます。マッサージで使うものは冷搾法(温度を上げず室温で油を絞る)で作られた香りの無い淡黄色のオイルを選びましょう。
◆ アプリコットカーネルオイル ◆
<Apricot kernel oil>
*学名:Prunus armeniaca
*抽出部位:種子
あんずの種子の核から絞られます。ちなみにあんずの核は杏仁と呼ばれ、漢方では咳止めに良いとされています。
◆ グレープシードオイル ◆
<Grapeseed oil>
*学名:Vitis vinifera
*抽出部位:種子
ぶどうの種から圧搾して作られるオイルで、フランス料理などでは軽い仕上がりになることから良く使われます。
日本でも食料品店で見かけるようになってきました。マッサージで使うものは必ず冷搾法(温度を上げず室温で油を絞る)のものを選びましょう。
◆ ホホバオイル ◆
<Jojoba oil>
*学名:Simmondsia chinensis
*抽出部位:堅果
南米やアリゾナの砂漠に生えるこの植物のオイルは、古くからネイティブインディアンに愛用されたきました。
堅果を圧搾して作られます。成分的には植物性の液体ワックスで、酸化しにくいため、他のキャリアオイルに比べて長期保存が可能です。
◆ キャリアオイルとは ◆
キャリアオイルとは、マッサージオイルを作る時に基材(ベース)となることから“ベースオイル”とも呼ばれる植物性の油脂の総称です。
肌の奥深くに精油が浸透するのを助けることから、キャリアオイル(carry=運ぶ)と呼ばれています。







